PRISON AREA プリズンエリア
アメリカのロードトリップはパッケージツアーでは味わうことができないとてもエキサイティングな旅です。
でも犯罪に巻き込まれるなど危険な目にだけは遭遇したくありませんし、未然に避けなければならないのは言うまでもありません。
治安の面で日本とは明らかに違うことが多いのはご存知だと思います。
アメリカ旅に際して注意すべき常識的なことは、ガイドブックなどにも必ず記載されていますよね。
今回は、あまり目にすることはありませんが、アメリカをロードトリップするうえで知っておいたほうがいい「旅の安全」をご紹介します。
“PRISON AREA” 『付近に刑務所施設あり』
アメリカをロードトリップしていると、たまにこのような標識を目にすることがあります。
たいてい周囲に何もない荒涼とした原野や砂漠が広がるような場所が多いです。
こんな標識があったら、近辺にプリズン Prison =刑務所などの施設があるということ。
写真はネバダ州内のインターステート・ハイウェイ I-80号線。
北西部の都市 リノ Reno から I-80号線で 93マイル=150km 東にある ラブロック Lovelock という町の数マイル先の光景です。
最初の「PRISON AREA」標識を過ぎて東へしばらく走ると、右側にそれらしき施設が見えてきます。
ハイウェイから2kmくらいの距離はありそうですが、監視塔を備えた外観から遠目にもそれが刑務所施設であることが分かります。
『HITCHHIKING PROHIBITED』ヒッチハイク禁止! 停車は非常時のみ! とあります。
そもそもこんな注意標識が立っているということは、“脱獄犯” が道路沿いまで逃げてきて、ヒッチハイクを試みるなんてことが現実にあるんでしょうね。
ヒッチハイカーは乗せるな! ドアは常にロックせよ!
プリズンエリアに限ったことではなく、
● ヒッチハイカーは絶対に乗せるな !
● 車に乗り込んだら直ちにドアロック !
当たり前のことですが、頭の片隅に留めておきたいですね。
万一の緊急時は、『911(ナイン・ワン・ワン)』(警察・消防・救急とも全米共通)の緊急通報へ。
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